家の屋根塗装について

家の屋根は、家の中で特に大きな役割を持っています。雨水から壁を守ったり、壁に直接当たる日差しを守ったり、部屋の温度を調整したりする効果もあります。このような多機能を持っている日差し。塗装することで「屋根を美しくする」「外壁を劣化から守る」「遮熱機能を付加させる」などの機能を強めることが可能です。

屋根の塗装が必要な理由

「美しい屋根にするため」に屋根の塗装を行うという方も少なくないでしょう。しかし、屋根の塗装はそれだけの役割ではありません。屋根の劣化を守る効果もあるのです。

屋根の劣化を確認することはあまりなく、放っておいてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。5〜10年放ったらかしは当たり前。外壁は塗り替えたけど、屋根は全くということもあるでしょう。しかし、太陽の紫外線や熱、雨風によって屋根の日々劣化は進んでいます。それどころではなく、外壁よりも劣化している場合の方が多いです。

屋根塗装は非常に重要な施工です。この機会にぜひご確認ください。

家の屋根を塗装する費用

屋根塗装費用 60㎡の場合

ハイブリットシリコン
費用:
30万円~
施工期間:
7日前後
フッ素
費用:
33万円~
施工期間:
7日前後
無機
費用:
37.5万円~
施工期間:
7日前後

屋根塗装費用 80㎡の場合

ハイブリットシリコン
費用:
33万円~
施工期間:
7日前後
フッ素
費用:
33万円~
施工期間:
7日前後
無機
費用:
37.5万円~
施工期間:
7日前後

屋根塗装費用 100㎡の場合

ハイブリットシリコン
費用:
35万円~
施工期間:
7日前後
フッ素
費用:
36.5万円~
施工期間:
7日前後
無機
費用:
42万円~
施工期間:
7日前後
  • 上記金額は足場・付帯部塗装込みです。
  • 上記金額は塗装費用の目安金額です。最終的な費用は現場調査の後にお見積りをださせていただきます。
  • 遮熱塗料は別途も見積が必要です。
  • シーリング工事、防水工事は別途費用が必要です。

塗装は屋根や防水とセットで行うとお得です

屋根の塗装だけを行うよりもセットで行う方がお得です。なぜなら、他の箇所に不具合が起きた時には、その都度メンテナンスを行う必要がありますが、セットで行うと一緒に仕上げられるので楽だからです。また、足場を作る際に費用がかかります。一緒に行うので、当然足場代が1回で済むので、非常に費用面でお得です。

塗装セット 120万円

足場・外壁・屋根・シーリング・防水塗装のセット

外壁 163㎡ サイディング
屋根 90㎡ カラーベスト
状態 耐久年数12~15年程の住宅
使用塗料
外壁塗料 シリコン(ハイブリット塗料)
屋根塗料 フッ素塗料(4フッ化)
シーリング (オートンイクシード)
ベランダ防水 トップコート

塗装セット 140万円

足場・外壁・屋根・シーリング・防水塗装のセット費用

外壁 166㎡ サイディング
屋根 100㎡ カラーベスト
状態 耐久年数20年程の住宅
使用塗料
外壁塗料 無機塗料
屋根塗料 無機遮熱塗料(4フッ化)
シーリング (オートンイクシード)
ベランダ防水 トップコート

塗装セット 170万円

足場・外壁・屋根・ガスケット下地処理・防水塗装のセット費用

外壁 211㎡ サイディング
屋根 110㎡ カラーベスト
状態 耐久年数15~20年程の住宅
使用塗料
外壁塗料 フッ素塗料(4フッ化)
屋根塗料 無機塗料
目地部 ガスケット部下地処理
シーリング (オートンイクシード)
ベランダ防水 トップコート

セットで行う事で外壁と屋根の耐久年数を合わせます

外壁と屋根の耐久年数にズレが生じている場合には、定期メンテナンスの頻度が増えてしまいます。また、足場代も都度かかるので、費用が多くかかってしまいます。しかし、セットで施工することで、ご自宅の状況に合わせて屋根と外壁の耐候年数を合わせることができるでしょう。例えば、外壁屋シリコンなら屋根はフッ素、外壁がフッ素なら屋根は無機塗料など、使う塗料を変えれば、次のメンテナンスの際には一緒に施工することが可能です。

屋根の種類

三角屋根

三角形のような形をした屋根のことを言います。別名「切妻屋根」と呼ばれることもあります。角度が特徴の三角屋根は、大きく2つのメリットがあります。1つは、雨漏りのリスクが少ないこと。シンプルな構造のため、つなぎ目が少なく、リスクを最小限にすることができます。2つ目は施工のコストが安いこと。やはりシンプルな構造のため、施工がしやすいのです。三角屋根の方はラッキーです。施工に人件費がかからず、塗装を安く済ませることができます。

陸屋根

陸屋根はフラットな屋根のことを言います。デザインにこだわったご自宅に多く見られる形状の屋根です。メンテナンスが簡単で、施工費を安くできることがメリットです。シンプルな形ですし、足場を必要とすることもないので、簡単に施工ができます。また、屋根の状況をご自身で確認しやすいよう、登れるご自宅もありますので、その際には劣化が激しくないか確認することをおすすめしています。

屋根材別の塗り替え時期の目安

スレート屋根

塗り替え目安:8年~10年

薄い板状の粘土板岩を使用して作られているのがスレート屋根です。8〜10年程度で塗装が剥がれたり、苔が生えたりして、屋根の機能を保てなくなってしまいます。さらに、そのまま放っておくと、雨水が屋内に侵入する可能性もあります。10年に1回の周期で屋根材の塗り替えを行いましょう。

ガルバリウム鋼板(金属屋根)

塗り替え目安:10年~15年

アルミニウム、亜鉛、シリコンから造られる屋根材をガルバリウム鋼板と言います。アルミニウムと亜鉛の性質を生かした屋根材になっており、耐熱性・防水性・耐久性などに優れています。シンプルでモダンな印象があるガルバリウム鋼版ですが、10〜15年に一度塗り替えを行うのが、周期としては良いでしょう。

アスファルトシングル

塗り替え目安:10年〜15年

アスファルトシングルは、アスファルト製の屋根のことです。非常に軽く、薄いながら、耐久性・防水性に優れていることが特徴だといえます。アスファルトシングルは、塗装によって耐久性が伸びるわけではありません。そのため、「耐久性を保ちたいから塗装する」というのは間違った認識です。屋根の石粒が落ちるのが気になる方や、汚れ、色あせが気になる方は塗装を行いましょう。頻度は10~15年といったところでしょうか。

塗り替え目安:8年~10年

高い耐久性と遮音性、見た目の良さが特徴の瓦屋根は昔から親しまれている屋根材です。瓦自体の耐久性が非常に長く、きちんとメンテナンスを行えば、50年以上もつ屋根だと言われています。8〜10年おきの定期メンテナンスを怠らなければ、新しい瓦を購入する手間もありませんので、定期的に塗り替えを行いましょう。

屋根の塗り替えのタイミング

屋根の塗り替えタイミングを逃してしまうと、大変なことになります。たとえば、屋根の劣化が原因で屋内に水が入り込み、雨漏りに発展したり、その水が原因で柱が腐食し、柱の立て直しをしなければならなかったり、非常に危険な状態まで陥ることがあります。もし、屋根の状況をご自身で判断しかねる場合には、塗装のプロに依頼して見積もりを出してもらうのがおすすめです。しかし、屋根塗り替えのタイミングをご自身で確認する方法もありますので、ここで確認しましょう。

チョーキング

白い粉が手に付く現象のことをチョーキングと言います。紫外線や雨風などが原因で外壁が劣化し、粉になって表面に付着しています。老朽化の前兆ですので、塗り替えをおすすめします。

ひび割れ

ひび割れには程度があります。仮に、0.3ミリ以上のひび割れを確認した場合には早急に修理を行った方が良いでしょう。放っておくと、カビの原因になったり、雨漏りしたりすることもあります。

剥がれ

屋根の塗膜が剥がれていることを確認できたら、すぐに塗り替えを行いましょう。その部分から内部に雨水が侵入して、劣化を促進させてしまいます。

色褪せ

最初の屋根の色味と異なる場合には塗り替えを行った方が良いでしょう。紫外線や風雨によって色が剥げてきている可能性があります。放っておくと、甚大な被害をもたらすこともあります。

浮き

放置しておくと屋根が割れたり、剥がれてそこから水が侵入したりすることもあります。この状態が確認できたら、塗り替えを検討しましょう。

屋根に苔がついていると、劣化を促進させてしまいますので、注意しましょう。掃除しても取れない苔を目撃したら、塗り替えを行いましょう。

定期的なメンテナンスが費用を下げるコツ

屋根の異変に気づかずに放置しておくと、雨漏りなどの被害が発生する場合があります。雨漏りの修理費用は5~30万円程度。1箇所雨漏りが起こっていると、他の場所も雨漏りする可能性があります。万が一屋根全体が劣化して、雨漏りが起こっている場合には相当な費用がかかる計算になります。もし、定期的なメンテナンスを行っていれば、雨漏りの費用を払うことなどありません。だからこそ定期的なメンテナンスが必要なのです。

屋根塗装は外壁よりも劣化しやすい

屋根は直接風雨が当たる場所なので、劣化が進みやすいです。そのため、定期的にメンテナンスを行わなければなりません。紫外線や風雨、直射日光など、屋根の劣化を促進させる要因はたくさんあります。気づいた時には劣化が進みすぎて、取り返しのつかない状況になっているということもありますので、まずは屋根のプロに無料見積もりをしてもらって、屋根の状況を確認しましょう。

屋根塗装の流れ

1.塗装準備

2.足場設置

3.高圧洗浄

4.屋根の下塗り

5.屋根の中塗り

6.屋根の上塗り

7.足場解体

8.屋根塗装工事完了